当山は、大和三山のひとつ畝傍山の北麓に位置する高野山真言宗(※)の寺院です。創建は平安時代、弘法大師御杖突の井戸が今なお、絶えることなく湧いています。
御本尊には、石仏の弘法大師をお祀りし、本堂は、文政四年(1821年)建築の『重層宝形造』という当時の県下でも大変珍しい造りとなっております。平成26年、町内外のたくさんの皆様より御寄進いただいて修復工事を行ない、これまでより広く美しい姿へと生まれ変わっております。
(※)当寺は、先先代より単立寺院として活動させていただいておりましたが、現住職の就任から6年を経た令和元年、再び高野山真言宗の傘下として加えていただく運びとなりました。
故、寺院自体の宗派は高野山真言宗となりますが、今までと何ら変わりなく、そしてお大師さま、高野山がそうでありますように、宗派に関係なくどなたでもお参りいただけます。
毎月の行事をはじめ、各種ご祈祷やご供養(お葬儀、ご回向、納骨)、ご相談事、霊場巡拝なども随時、受け付けておりますのでどうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。合掌